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2017年12月

2017年12月 9日 (土)

スイム通信7号

――世界のトップスイマーほど圧倒的な量や強度の練習メニューを愚直にこなし続けている――

これが研修を終えた後、強く感じたことです。10月28日~11月6日、お休みをいただきコーチ研修の為、オーストラリアへ行って参りました。オーストラリアではブリスベンを中心に3か所のスイミングクラブを視察。視察の合間にはブリスベンが属するクイーンズランド州の水泳連盟を表敬訪問、他、州のスポーツ研究所やスポーツサイエンス施設を見学しました。研修に先立ち、各クラブコーチや選手に前もってアンケートを送り、水泳に対する想いを聞いたり、プールサイドで効果的な練習内容を伺ったり、トップ選手の水中映像もビデオに収めてきました。これらは、今後の教室での練習で紹介していきます。

S7ケイト・キャンベル(右横:女子100m自由形短水路世界記録保持者)、コーチ、選手と共に*

昨年のリオ・オリンピック大会に金メダルの期待を背負い出場するも惨敗。彼女に対する非難が大きかったが、彼女を支えたのは、オーストラリア国民の励ましの声だった。それから、1年後、彼女は努力を続け、見事に今年10月28日、50秒26の短水路世界新記録を樹立。